旅好きOLのフィールドワーク

旅好きOLの週末旅の記録ブログです。主に海外一人旅の体験を。時々OLさんが思考する文化や社会に関するあれこれを。

ミッション時々インポッシブル

リアルタイムでは、すでにウズベキスタンから帰国して日本食パラダイスを満喫しているところ。忘れないうちに書いてしまわねば…。

 

ミッション:両替をせよ!

ウズベキスタン初日。トップチャンホステルのラファさんに道を聞いて、タシュケントの街へ出てみましょう。メトロで新市街の中心だという広場へ向かいたいですね。

って私現地通貨持ってないじゃーーん!

ドルと円しかない!早く両替しなきゃ。タシュケント駅前の警察官に「Money exchange!Bank!」っと言ってみるも全然通じなーーい。向こうはウズベキスタン語でなんかいろいろ話してる。でもこっちはウズベキスタン語がわならないのでポカーン。

でもね、なんとなーく言いたいことがわかったんですよね。この道をまっすぐ行けばいろんな銀行が集まってるって言われた(気がする)。銀行のことは多分「バンキ」って言ってる(気がする)。

言う通り歩いて行くと、、、あったーー!時刻は9時。丁度オープンのタイミングだったので、すぐ飛び込んで両替して貰いました。この時のレート、1ドル=8000スム。この旅の間レートは常に一定でした。

 

事前にいろんな人の旅行記ブログを見ていると、以前はウズベキスタンには公定レートと闇レートがあり、なんと倍以上開きがあったそう。だから旅行者はバザールなどで持ちかけられる闇両替をこっそり利用してたんだって。その時闇レートで替えて1ドル=6000スムとか。もちろん闇両替は違法なので警察官に見つかると連行されます。

2017年9月5日に公定レートが闇レートに合わせて引き上げられ、私は非常に幸運なタイミングでの旅行となりました。インフレって怖いわ〜。

 

ミッション:ウズベキスタンで初めての食事をせよ!

両替も無事にできたので、初めてのメトロに乗ってティム・アミール広場を目指します。

ちなみにこのメトロ、くっっそ面倒くさいよ。

地下に降りる前に警察官の手荷物検査&金属探知機、改札に入る前に再度警察官の手荷物検査&金属探知機。ピピピッ「金属物を持ってるな!」「カメラです」このやり取り、心底面倒くさい。

 

さてティム・アミール広場。地下鉄から上がってぐるっと見渡したものの…

 

うん、何も無いね

 

プロフとか、ラグマンとか、食べて見たいんですけどレストランらしきものが全く見当たらない。ちょっと歩いてみるかと思うものの、道がだだっ広くて店を探すのも途方も無い。そんな私の目に飛び込んで来たのは、公園の中のオシャレカフェ。

お腹空いたし、もう良いかなってことで

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ブラウニーとラテ。ウズベキスタン感ゼロ。笑

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オシャレなカフェだったよ!

 

ミッション:国内線で移動せよ! 

さて、本日はお昼過ぎの飛行機でウルゲンチという街に移動します。国内線はターミナル3、国際線で到着した場所とは入口から異なるので要注意。タクシーの運転手さんにはドメスティック!ウルゲンチ!と連発しましょう。

 

ウズベキスタンの空港はチケットを持ってる人しか入れないルール。お見送りも駄目。敷地に入る時点で手荷物検査と金属探知機。スーツを開けさせられる。

早めに着いたのでぼーっとしてると、日本人らしき男の人が近付いて来ました。

 

「トップチャンにいた日本人の方ですよね?」

 

ばれてた。

 

彼も一人旅でウズベキスタンに来たらしい。旅慣れてる感じがして、話してて心強かったです。

時間が来て搭乗ゲートを抜けると、そこにあるのは

 

プ   ロ   ペ   ラ   機

 

観光バス程度の座席数の小さな機体。そして驚く程のラフなスタッフ。これ、ちゃんと空飛ぶ?大丈夫?久しぶりに離陸の時怖いと思った。それでも何とか飛ぶんだから大したもんだ。空から見た景色はひたすら砂漠。っていうか土漠っていうらしいね。乾いた土の大地。初めて見た風景にあんぐり。

肝試しのようなフライトは1時間少しで終了。滑走路で飛行機を降りて、そのまま歩いてウルゲンチの空港の中へ。他の飛行機は1機も無し。がらーんとしている。

預け荷物を待っている際、もう1人日本人男性が合流。先程の方と3人でヒヴァの街までタクシーをシェアすることに。約1時間弱の道のりですが、交渉の結果1人20000スムで行けることに。約277円。安過ぎ。

このタクシーの道程楽しかったー!時々ロバとすれ違うんですよ!人を乗せて、荷車を引くロバ!可愛いー!

 

ミッション:巨人を駆逐せよ!

さぁ、いよいよ来ましたよ…

これがヒヴァの街の入口だ!

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城壁!

そうここは二重の城壁に囲まれた、シルクロードのオアシスだった時の風景をそのまま残す街なのです。内側の城壁に囲まれたエリアをイチャン・カラといい、街全体が博物館として世界遺産に登録されています。3人でテンション上がる上がる。一時結成されたパーティーはここで一旦解散。それぞれの宿へ向かいます。小さい街なのでまた会うかもねと言ってバイバイ。

私は予約していたアルカンチホテルに向かいます。イチャン・カラの中にあるB&Bです。

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良いねー綺麗なお部屋。ここで2泊して1万円くらい。今回、タシュケント以外は個室の綺麗めなホテルにしたので宿代はそこそこかけています。ゲストハウスでも良かったんだけど、ゆっくり休みたかったので。私、綺麗好きでは無いけど潔癖というちょっと面倒くさい気が…。

チェックインも済んだので、街の散策へ。

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ふぉぉぉぉぉいちいちすごい!ブルーのずんぐりむっくりした塔がカルタ・ミノル。未完成のミナレット(尖塔)です。

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いろんな人の旅行記ブログでは「ドラクエみたい」と評されていましたが、私の中では

進撃の巨人みたい」

これです。

今にも超大型巨人が壁の向こうから顔を出しそうな風景。た…楽し過ぎる!

 

1人でひとしきり楽しんだ頃、さっきの御二方とばったり再会。早い再会だったな。笑 折角なので一緒にミュージアムの共通チケット(12ドル)を買って観光に。一人旅の手練ればかり集まるとみんなマイペース。あと男の人はやっぱり目の付け所が違って面白い。

ついでに3人でタクシーの中から飲みたい!と言ってたビールを飲みに行くことに。

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ビール3種飲み比べ。

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にんじんサラダ。

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マンドゥ。餃子みたいなやつ。

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シャシリク。肉の串焼き。

アラフォーのおっちゃんとビールメインの夜ごはん。日本とやってることがそう変わらないな。

 

この後ワインもボトルで頼み、ホテルに帰ったらフロントのお兄ちゃんに奢るからビール飲みながらお話しさせてよと言われお言葉に甘え、結構フラフラで眠りにつきましたとさ。

良い一日だ!

 

長くなりましたが、お読み頂いた方、ありがとうございました。