地ビールとレギスタン広場と私
今私の中でアジアブームが来ています。もうすぐ上海旅行です。
バザールさんぽ。
ビビハニムモスクを見学した後は、すぐお隣のバザールへ。ドライフルーツやナッツ、スパイス、野菜、果物。それからお土産物や日用品まで並ぶ広いバザール。
食べ歩き用のナンを買いました。サマルカンドナンのミニサイズ。
サマルカンドナンはウズベキスタン人もお土産に買うらしい。水を付けて焼き直せば3年以上もつらしい。ほんまかいな。
暑いので一時休憩。
3000スムのアイス。道端で売ってるやつ。日本円だと41円ぐらい。声を大にして言いたい!サマルカンドはアイス天国である!
アミール・ティムール廟
旧市街から新市街に向かう途中に、アミール・ティムール廟があります。
青いドームが目立つ。中にも入りました。
なんて見事な装飾。ウズベキスタンに来てからこの土壁とブルータイルにうっとりの連続。
中にはアミール・ティムールの墓石があります。
まだ早いんだけど夜ごはんに行きたい
この日は夜ごはんのお店を早くから決めていました。歩き方に書いてある、
サマルカンド地ビール工場併設のビアバー
です!
場所はホテルから離れてて、新市街を抜けてダイナモスタジアムというサッカースタジアムの裏手辺り。歩くと30分はかかるのでは?という距離でした。
歩くよねー。生ビールの為だもんねー。
問題は、まだまだ時間が早過ぎるということ。今14時半です。こんな時間からビアバーが開いているのか。とりあえず歩き出してみる私。数分経って気付きましたが、
暑い。
そりゃそうだわ。30度超えてるんだもん。そして道すがら日影はほとんど無し。ヒィヒィ言いながら歩いたけど、歩き方の地図ってたまにクオリティ低くない?わかりにくいしほんとに合ってるのか半信半疑。やけど目印のスタジアムが見えてきた!合ってた!日影で休憩して日記書いたり、道すがらスーパーに寄ったりしたのでなんだかんだ16時前に。日本なら17時オープンが普通やけど…とりあえず行ってみるか。
すべてはこの一杯のために
意を決してお店の扉をオープン。あ、、、開いてたぁぁぁぁ!!
それどころか既にお客さん結構いる!笑 さすが地ビール工場!
お店は扉を開けると長方形の空間で、正面にカウンターとビアサーバーがあります。座席は左右の壁際。ファミレスみたいなボックス席が5席ずつぐらい。とりあえず勝手がわからないのでカウンターへ。ビールを注いでいるおじさんにビール飲みにきましたと伝えてみる。眼鏡のおじさんが、席は好きなところに座って良いよとのこと。ついでにビールとシャシリク(肉の串焼)をオーダー。
「ビールはフィルター?アンフィルター?」
とおじさん。ふ…ふぃるたー?何が違うのと質問したけど、聞いてもよくわからない。「?」という顔をしてると、
「試飲させてあげるから好きな方を選んで」
と。神ですかあなた。
ビールサーバーからグラスに注がれる黄金の液体。あー神汁!まずはフィルターと呼ばれたものを頂きます。ふむ。すっきりした味わいで美味しいね!続いてアンフィルターと呼ばれた方を。おおっ!味が違う!こっちはビールの癖がより感じられる、コクのある味わい!
私は好みだったアンフィルターをオーダー。塩ナッツも持ってきてくれたけどこれがまた美味い!これだけでビール進むわー。
ビールのサイズこれ。ジョッキ大。スタバでいうとVENTIですよ。
シャシリクが運ばれてきた時には半分なくなってたりしてね。
めちゃめちゃ気に入ったお店でした。店員さんも親切だった。また来たいな〜と後ろ髪をひかれながら帰路へ。1日の〆は、あそこでしょ。
夜のレギスタン広場
あぁ美しいマジックアワー。広場の階段に座ってぼーっと眺めていると、日本人のお姉様が話しかけてきました。私と同じく一人旅で、同じ日程でウズベキスタンを周遊しているらしいSさん。ただし逆ルートなので、今日の夜の便でヒヴァに移動するそうです。私はヒヴァの情報を、Sさんはサマルカンドの情報をお互いに教え合い。
2人で話していると、地元の若者が寄ってきました。大学で日本語を勉強していて、お話ししてもいいですか?と。いろいろと日本のことを聞かれたので教えてあげて、最後に記念写真撮ってバイバイ。
Sさんともお別れして、また1人でぼーっとレギスタン広場を眺めます。
夜が深くなり、空も深い藍色に。日中の青空も美しいサマルカンドブルーだったけど、夜は一段と美しいブルー。(↑の写真が今回の私の旅のベストショットです。)
はぁー。朝から晩までレギスタン広場を満喫した!大満足です。
長らくお読み頂いた方、ありがとうございました。
サマルカンドの滞在は3日もあるのに、初日で大満喫してしまった感。あと2日私は何をして過ごすのでしょう。