ヒヴァ徹底観光
深夜3時過ぎ、目が覚めたらシャワーも浴びずメイクも落とさず、寝落ちした姿のままでした…。
そうだ、昨日ビール2本とワイン飲んだんだった。
真夜中、いそいそとメイクを落として着替えをして、再度眠りにつきます。シャワーと洗濯は朝起きたらやろう。
ヒヴァ観光へ
少し遅めのスタートで、ヒヴァの街へ。と言っても昨日メインの通りは歩いているので、土地勘は既にあります。
まずはこの街で一番高いミナレットに登ってみましょう。
おまえだっ!
係員のおばちゃんにお金を払い、いざ中へ。(昨日買った共通チケットで大体の建物は入れますが、一部追加でお金が要るところがあります)おばちゃんから、狭いので足元と頭上に注意してねとのこと。
入って速攻誰か降りてくる事態に遭遇。狭ーい螺旋階段なのですれ違うのが大変。特に下の方は明かり取りの窓が無いので真っ暗。きゅうきゅうですれ違う時、
「日本人ですか?」
と。あら、こんなところで日本人、ってか暗くて顔も見えない。笑 お互い良い一日をと声をかけあって上昇を続けます。足ガクガクになりながら登り続けると…
この見晴らし!ヒヴァの街全体がよく見える!
これは南側ですが、こうやって見ると二重の城壁があるのがよくわかる。う…ウォールマリア…。
ミナレットを堪能したら、次は東門の外のバザールへ。
すごい活気!地元の人が沢山。おばちゃんの派手なワンピースとスカーフが可愛い。
うさぎや鳥は多分食用。あちこちから鳴き声が聞こえて、か…カオス。いろんな国を旅して、牛さんや豚さんがあられもない姿で吊るされていたりお顔だけになってコンニチワしてるのを見てももうギャヒーとは言わなくなりましたが、生きたまま買われズタ袋に放り込まれる鳥を見たのは初めてで、ギャヒーという顔をしながら歩いていました。
卵も売ってる。君達のお母さんは今頃…。
そんなカオスなバザールを抜けて、城壁に沿って北へ向かいます。途中、城壁にも上がれちゃう。
お気付きかもしれませんが、快晴。暑い。この旅中、一度も雲というものを見ていません。
北門から外に出ようとすると、昨日タクシーをシェアした男性にばったり再会。Yさんとしておきます。私がイチャン・カラの外の宮殿を見て近くのチャイハナでお昼を食べると言うと、ついていくとのこと。本日も日本語を話せる同行者ゲットです。安心。
宮殿までは徒歩10分ぐらい。絶賛修復工事中で、こりゃ入るのは無理かなと思いつつ工事現場のおっちゃんに聞くと、あっさり「入っていいよ」とのこと。建材など転がってましたが、細工がお見事!
天井。綺麗でしょ。かなり満足して、道路を挟んだ向かいのチャイハナへ。
ラグマン。中央アジアのうどん。トマトベースのスープで、香草が効いてます。野菜たっぷりでなかなか美味しい。
牛肉を煮たやつ。
ちなみに、どの料理も油たっぷりです。日本人はここの油の消化酵素を持っていなく、食べ過ぎるとお腹を壊すので要注意。ウズベキスタンでは緑茶を飲む習慣がありますが、これは消化を助ける作用があるので飲みながらごはんを食べるのがベスト。
ミュージアム巡り
さあ、Yさんとお別れして再びイチャン・カラの中へ。ミュージアムを沢山回りますよ!
ちなみに何が何のミュージアムなのかは全くわかっていません。ロシア語読めないからね。英語の説明はほとんどありません。
柱がいっぱいあるモスク。
ここは伝統音楽のミュージアム。
ところで、この街にはもう1つミナレットがある筈。登り口がわからないんだけどどこだろう?と思っていたらまたまたYさんにばったり再会。聞くと、さっきの柱がいっぱいあるモスクの中に入口があったそう。情報を教え合える日本人旅行者が沢山いて有り難い。1人なら多分探さずに諦めてるな。私もYさんに知ってる情報を惜しみなく提供しました。ま、「あそこで売ってるアイス美味しいから是非食べてみてください」ぐらいですけど。
頂いた情報を元にモスクに戻って聞いてみるとありました!しかも追加料金不要で登ってOKとのこと。
上からの景色がこれだ!朝登ったミナレットも見えますね。ヒヴァの建物は藁を混ぜた土でできています。なので、上から眺めると一面が同じトーンの茶色。そこにタイルのターコイズブルーが映えて本当にファンタジーの世界に迷い込んだみたい。
Nさんと再会
再びヒヴァの街を歩いていると、向こうの通りに見覚えのある後ろ姿…
タシュケントのホテルで会ったお姉さまだ!
追いかけて、話しかけると向こうもびっくり。ほんとにまた会えましたねって。彼女はタシュケントから夜行列車で、今日ウルゲンチに着いたそうな。ウルゲンチの駅からローカルバスでヒヴァまで来たらめちゃくちゃ時間がかかってしんどかったよーとのこと。またどこかで会えたら、ということでお互いの旅の安全を願ってお別れ。
さぁ、今日の夜ごはんは?
気になるカフェレストランを発見。
テラッサ。3階のテラスでごはんが食べられます。位置的に最高のロケーション。ここならきっと…
ほらっ夕日スポット!
見晴らしも最高。
ちなみにこのテラス、20席ぐらいありますがほとんど西洋人の家族連れ・グループ。私含め4席だけおひとり様でしたが、
全 員 日 本 人
日本人の一人旅人4人、シャイな民族なので誰も話しかけない。笑 もちろん私もいきませんよ。昨日は人とテーブルを囲んだので、今日は1人でいいです。まぁ話しかけられたらご一緒するのもやぶさかではありませんが、って多分全員そう思ってる。
ここで食べたのは
シャシリク(肉の串焼き)とフレンチフライ。それから
ビール!!!これ大事ね!命の水だからね!
のーんびり夕日が沈んでいくのを見て、改めて良い国だなと実感。ここ、ヒヴァは観光地化されている場所ですが、地元の人も沢山いて現地の文化を知ることができる。世界遺産のミュージアムの前の広場で子供が自転車乗ってたりするんですよ。そのアンバランスさが魅力。
さぁ、明日は何しようかな?
ここまでお読み頂いた方、ありがとうございました。
徹底観光と言いながらミュージアム全然回り切れていない事実。