サマルカンド・ブルー
上海旅行の日記書きたいよぅとか行ってる間に、次の旅までも1ヶ月切りました。どうなってるんだ。
青・青・青!
さぁ、サマルカンド最終日はシャーヒズィンダ廟群から始まります。ここ、いろんな人のブログで評価が高かったので期待していました。
場所はビビハニムモスクの北東、歩いて5分くらい。サマルカンドの旧市街は見どころが固まってるので周りやすいなー。
青!
青!
青ーー!
一面青のタイル貼り。圧巻。但し訪れる時間を間違えた気がしています。陽が高い正午ぐらいの方が影が無くて写真が綺麗に撮れたかも。朝イチだったので人が少なかったのは良かったけど。
とはいえここはお墓。厳かな気持ちでかつての王様や、家族、所縁ある方達の祀られている場所を回ります。
ふむ満足。でも私はやっぱりレギスタン広場が一番かな。
ランチはバザールで
食堂前で焼いてて美味しそうだったからおばちゃんに話しかけると、「中で食べていきな!」ということで入店。こういうの多いな。このパンみたいなやつ、パイ生地の中に餃子の具?みたいなのが詰まっててめちゃくちゃ美味しかった。サックサク。ここでもおばちゃんは英語が話せないので私のお給仕係はお手伝いの子供。いつもお世話になります。この国で何度子供達に通訳して貰ったことか。
その後はバザールでぶらぶらお土産探し。自分で料理する時用のハーブとかナッツとか買っちゃった。みんな結構試食させてくれる。
疲れたのでまたアイス。この2000スム(30円ぐらい)のアイスがお気に入り。1日何回も買いに来るもはや常連。
飲んべえに優しい街
さぁ、お昼もとっくに回っています。何する?何したい?サマルカンドでやり残したことは無い?
あります。もう一度あの地ビールの生が飲みたい。この欲望を抑えられない。
一昨日16時でも開いてたのでね。11時からぶっ通しで営業してることはリサーチ済です。ちなみに今13時半。きっと既に盛り上がっている団体が…
いなかった。
ボックス席のひとつに、店員のおっちゃん達が集まってお喋りしています。みんな一斉に私を見てギョッとした表情。中には一昨日ビールの試飲をさせてくれたおじさまもいます。
「アンフィルターのビールください!ナッツも!」
と元気良くオーダー。
一人旅の恥は掻き捨てです。何も怖くありません。この組み合わせが最強だったんだ。
1人でのんびり麦の味を堪能して、お会計をしに行くとおじさまが「この前も来た日本人だね?」と覚えててくれました。そりゃ珍しいだろうな…。サマルカンドのビール最高だよーと伝えると、日本のはアサヒがナンバーワンだね!と言ってくれました。キリン、サッポロとかも知ってて、彼のビール愛を感じた。これからも探究に尽力してください。海の向こうから応援しています。ビール飲みながら。
最後の…
さぁ、お昼飲みも満喫したし、旧市街でお土産を見ながらぶらぶら。最後の時間をレギスタン広場で過ごします。
ここに来たいというだけで始まったウズベキスタン旅。想像を遥かに超えたスケールと美しさ、宗教というものを改めて考えさせられた場所でした。
簡単に来れる場所ではないけれど、いつかきっと、また。
最後にちょいモメ
何かというとレギストラーツァ(滞在登録)です。
ウズベキスタンでは、外国人旅行者は泊まったホテルでレギストラーツァを発行して貰う必要があります。レギストラーツァには、何日から何日まで滞在したか、滞在した人物の名前は何かが記載してあり、ホテルのスタンプが押印されています。
私は、9月18日の14時ウルゲンチ発、19日の深夜2時サマルカンド着の列車で移動して来ました。その為、ホテルは18日からサマルカンドを発つ21日まで、3泊で予約をしていました。しかし私のレギストラーツァには、滞在は19日から21日と記載されていたのです。すぐに18日からで作り直して貰ったんですが、後から他のスタッフが出て来て、
「君がここに来たのは19日だった。18日からと書くのはおかしい!」
とキツめに言われました。
確かに深夜着の便なので到着したのは日付回ってたんだけど、そうしたら18日〜19日のレギストラーツァが無いことになってしまう。出国の時それで引っかかったら嫌だし、列車の切符も回収されたから深夜着の列車で移動していたことも証明できない。私は「ホテル3泊で予約してお金も払ってるんだから3泊分で発行して貰っても良いでしょ!」と応戦。最初のスタッフが既に18日〜21日で書いたものを貰っているので分はこちらにあります。向こうも英語で討論するのは疲れるだけだと思ったのか、途中でもういいよと引き下がってくれました。
このホテル、綺麗で良かったんだけど時々残念ポイントがあったなぁ。最初ドルで支払おうとしたら正規レートより高く換算されたんだよね。えっと思って、支払いをスムに変えました。Wi-Fiも弱かったし、うーん残念。
もはやタクシーに慣れる
サマルカンドの駅までは離れているのでタクシーで。正規の黄色いタクシーも走っていますが、そんなの捕まえなくてもレギスタン広場の前でスーツケース持って手をひらひらさせていると一般人の車が停まってくれます。今回停まってくれたのは、お兄さん2人組。駅までお願いするといいよーと快諾してくれて、5000スムで連れて行ってくれました。70円ぐらい。小遣い稼ぎにもならなくないか。
さぁ、今日は2時間程の列車移動。特急にワクワク。綺麗な車体だったけど写真禁止なんだよね。社会主義国家あるある。
お隣はアメリカ人のマダム。シカゴから旦那様と、友達夫婦と来てるんだって。タシュケントの次はギリシャに行くらしい。良いなぁ。夏休み、なんと4週間あるらしい。良いなぁ!!
久々の英語ネイティブとの会話、緊張したー。笑 英会話のレッスンばりに、辿々しい私の話をゆっくり聞いてくれました。マダム感謝。
どうでも良いけど車内で配られたクッキーがめっちゃ美味しかった。苺ジャム入り。
車窓からの眺め。わかりますか?放牧された動物達がいます。あぁ異世界…。
最後はタシュケントを残すのみ!